ラムサ珠玉の言葉 1

ラムサは、ラムサは、3万5千年前に生きた征服者であり、アセンデッドマスター。

人間の存在と生の意味に関して深い洞察を得て、遂に覚醒し、時間と空間の制約および肉体の制限を克服。
自身の肉体の振動数を上昇させ、高次元へと移行するアセンションを達成した。

彼は、200万人の人々の前で風となってアセンドしたが、その際、再びここに戻ってくることを約束した。

――――
 

001

祝福し感謝できる人

 

多くの人々は、生命が体から離れる時まで、自分の生命に感謝し、その声に耳を傾ける事が無い。
人生を楽しみ、愛し、参加し、入り込み、そして祝福し、感謝できる人は幸せである。

 

002

未知を既知にする

 

この物質の天界に、人として降りてきた目的は、未知を既知にするためである。

 

003

崇拝者

 

存在よ、今日、私の国では人々は私を神として崇拝している。
なんと愚かな。私は軽蔑する。
彼らは、自己の生を生きるものでは無く、虚しい崇拝者である。

 

004

神の時代

 

あなた方の愛すべき兄弟である素晴らしい存在たちによって、偉大なる知識がこの天界にもたらされる日がすぐそこまで来ている。
その時、科学はこれまでよりも、遥かに発展し花開くことだろう。
これからやって来るのは「神の時代」と呼ばれるものだ。
それは計画的で慎重な変化を通して、相応しい時期を見計らってもたらされる。
これからやってくるこの時代には、病気や苦しみ、憎しみや戦争といったものは、もはや存在しなくなる。
体が老いることも、死ぬこともなくなり、ずっと続く生命だけが存在するようになるのだ。
知識と理解、そして深い愛を通して、これらのことが一人ひとりの人生において現実のものとなるのだ。

 

005

神の時代 2

 

今という時代は、有史以来、最も偉大な時代である。
困難で、挑戦すべき課題も多い時代だが、あなたはこの時代がもたらしてくれる課題を克服するために、今ここに生きることを選んだのである。
この人生では、あなた方のほとんどが実際に神を見ることになるだろう。
あなたがその片鱗さえ思い浮かべたことも無いような文明が、ここに現われるのだ。
そして新しい風が吹く。
神の家であるこの神聖な場所に、愛と平和と喜びが優美な彩りを与えてくれるのである。

 

006

自らの神性

 

自らの神性に気付くこと以外、人類に救いの道は無い。
あなた方はこの理解の種である。
一人ひとりが自分の価値に気付き、自分の生命が永遠であることに気付くにつれて、あなた方は、無限の思考、無限の自由、そして無限の愛という意識に、ひとつづつ新たなものを加えていく。
あなたは、この理解の種を根付かせ、花開かせるためにはるばるとやってきたのだ。

 

007

人間

 

人間という形の神になることなしに、神の究極の全体像を理解することは絶対にできない。
人間になってはじめて、あなたは「父」であるものを、思考のすべての形態において表現するのである。
人間という形の中の神になるまでは、神の王国のすべてを表現することは誰にもできないのである。
ひとたび物質の天界で生き、表現すれば、あなたは物質と呼ばれる形態の中の神を理解することができるのである。
人間にまだなっていない者たちは、この体験を持っていないのだ。
この天界の壮麗さの一部となるために、この天界を進化させ、山々を動かし、色を創造し、荘厳なるモニュメントを創造した者たちだけが、愛や喜びや創造の複雑さを理解できるのだ。
つまり、あなたたちだけが、永遠というものの理解、そして永遠を追い求める願望を手に入れることができるのである。
したがって、人間であることは、まさにひとつの特権である。
人間は天使よりもずっと進化しているのである。
なぜなら、天使たちには人間と呼ばれる制限された形態の中に生きる神についての理解がないからだ。
人間になって初めて、あなたは天の王国の全領域を旅したことになるのである。
人間になることは価値のあることなのだ。それはなるに値するものである。
全能の神と呼ばれる、自分の内に宿るこの炎を理解するために、人間になるのは賢明なことである。
そして、あなたが神であるもの―内面の宇宙や外の宇宙、物質や肉体、愛や喜び、悲しみといったものすべて―を完全に理解したとき、あなたは「父」そのものになるのである。

 

008

ラムサ

 

私は、変化の風を携えてあなた方の天界にやってきた。
私と私のそばにいる者たちは、すでに動き始めている。
ある壮大な計画に備えて、人類に準備をさせているのだ。
人類が心を開き、知識と愛があふれる出ることが可能になるような、偉大で光輝くものを人類の眼に見せることによって、この天界の全ての人々をひとつにするのだ。

 

009

覚醒とは

 

「覚醒する」とは、単に「光の中にある」こと、つまり「知識を持つ」ということを意味しているだけであり、自分が利用できる知識を持ち、それを好きなように応用できるようになるということだ。
覚醒するとは「知ること」である。
疑うことなく、信じることもなく、信仰や希望もなしにだ。
あなたが覚醒するための唯一の道とは、思考が自分の思考プロセスに入るのを許し、それを感情の中に抱き、体験し、それを叡智にすることだ。
知識はあなたの最高の宝物である。
というのも、すべてがあなたから奪い取られた時も、奪い取られなかったもの、そしてけっして奪い取ることのできないものとは、この知識であり、これこそがあなたに再び創造する能力を与えてくれるからだ。
知識があるということは、あなたには自由、つまり選択肢があるということなのだ。
知識があれば、限りない王国を築くことができる。
知識があれば、恐れるものは何もない。
恐れが知識を与えられたとき、それこそが「覚醒」と呼ばれるものなのだ。
覚醒しようとしている人間のほとんどは、覚醒というものが言葉という形でやってくると思っている。
しかしもしあなたが理解していることが言葉で表現できるならば、それは過去に感じたことがあるものであって、覚醒ではない。
それを言い表すことができず、感じているだけであるならば、あなたが感じているものは天才の閃きであり、才能の輝きであり、まさに「限りない思考」つまり覚醒なのだ。
そしてその「知っている状態」がやってくるとき、あなたは溢れるフィーリングと共に言葉をなくすだろう。
つまりそれらには、感情とビジョンしかないのだ。

 

010

神は外にはいない

 

自分自身の外側に進むべき道や、崇拝すべき存在を求めるならば、あなたは本当の意味で神の栄光を見ることは決して無いし、知ることも無い。
自分自身を通して、そして自分自身への愛を宣言することを通してしか、自分の神性や覚醒や、可能性の開花といったものを実現することは決してできないのだ。

 

011

あなたが選んだのだ

 

ここにいる誰もが幸せなのだ。
なぜなら、誰もが自分の意志に従いながら、まさに自分自身がやりたいことをやっているからだ。
病気になることを望んでいる者たちは、病気になっている。
不幸になりたい者たちは、不幸になっている。
それは、彼らがそうなりたいからであり、そうなることによって自分が幸せになれるからなのだ。
もしあなたが誰かを無理やり笑わせようとすれば、その人間はあなたの前で泣きくずれてしまうだろう。

 

012

肉体と物質のとりこになった人間

 

体を持ってここに生まれてくることは、罠としてつくられたわけではない。
それは永遠に続くものとしてあるのでもない。
それは元々は、単に、創造性と生命の探求の中にある、参加するためのゲーム、新しい冒険にすぎなかったのだ。
だが、あなたは、化身の持つ五感の中で自分を見失ってしまい、自分の体が完全に自分のアイデンティティとなってしまったのだ。
あまりにも、この天界に固有の振動を有する物質、その中に浸かりきってしまったために、あなたは不安な人間、恐がる人間、傷つきやすい人間、死にゆく要素である人間というものになってしまった。
それもまた、単に、あなたが自分の内面のパワフルな本質を忘れ去っただけのことなのだ。

 

013

私は風である

 

私が風になってアセンションすることができたのは、私が自分の理想になるということを固く決心し、自分がなりたかったもののビジョンを、常に自分の思考の中に明確に保持していたからだ。

 

014

見せる天界

 

あなた方のすべてが、自分の創造的な知性の力を「見せる」ために、「見せる天界」と呼ばれる生命のこのレベルにいるのだ。
ここは生命の偉大なるレベルのひとつである。
なぜならこのレベルには、あなたの愛すべき「父」である思考が光から、はるばる物質の密度まで、すべての形態で顕現し、存在しているからだ。

 

015

知性

 

知性はあらゆる場所にあふれていることを知っているだろうか?
本当にそうなのである。
地球と呼ばれるあなた方のこの場所では、思考と物質の融合である人間が自らの進化において頂点にいるのだ。

 

016

人間という神

 

人間であるあなた方は、自分たちが進歩していないと思っているのだろうか?
目に見えない世界にいる者たちと比べて、自分たちが劣ると思っているのだろうか?
そうではない。あなた方は自分の永遠の思考プロセスをすべて理解するという、壮大な冒険の最中なのだ。
人間という形の神になることなしに、神の究極の全体像を理解することは絶対にできない。

 

017

人間という神 2

 

人間という形の神になることなしに、神の究極の全体像を理解することは絶対にできない。
誰にもできないことだ。
なぜなら、神の王国は、光からエレクトラムへ、そして物質へ、それから形態へと拡大していくものだからだ。
つまり、神とは、思考の中のより高い振動数であるだけでなく、物質と呼ばれる最も濃密で最も振動数が低い思考でもあるのだ。

 

018

カルマなど無い

 

あなた方が「カルマ」と呼んでいるものは、神の法ではない。
カルマとは、それを信じている者たちだけの法なのだ。

 

019

カルマなど無い 2

 

彼らは、自分が人生でどんなことをしようと、その代償を支払うために次の人生にもどって来なければならないと信じ込んでいる。
自分の身に起こることはどんなことであれ、「カルマの成就」のせいにしてしまう。
それはその法則を信じる者たちにとってだけ現実なのだ。
法として存在するのは、あなたが自分の王国の中で有効だとしたものだけだ。
真に法を与える者とは、それぞれの至高の存在、つまり、あなたなのである。

 

020

それはあなただけなのだ

 

あなただけが自分にとって最高の恋人となることができるのだ。
あなただけが自分にとって最高の友、最高の師となることができるのである。
あなたに教えをもたらしてくれる声で、あなた自身の声よりも偉大なものは決して現れない。
あなたに教えをもたらしてくれる言葉で、自分自身が書く言葉より偉大なものもけっして現れない。

 

021

あなただけがあなたに教えることができる

 

ラムサや仏陀やイエシュアや、他のどんな師の指示に従うのでもなく、自分自身でいることだ。
なぜなら、あなたの「神なる自己」について、あなたに教えることができる者など誰もいないからだ。
つまり彼らが教えることができるのは、彼らの「神なる自己」のことだけなのだ。

 

022

あなただけが真実なのだ

 

自らの運命を満たすためには、本当の自分、あなた独自の自分にならなくてはならない。
他人の生き方に従って生きようとすれば、あなたは決して本当の自分にはなれない。
あなたが誰なのか、そしてあなたの内面に宿るこの炎は何なのかを理解する唯一の道は、自分自身の感情的な理解という真実を通してなのだ。

 

023

あなたを覚醒へ導くもの

 

自分であるものをひたすら愛し、自分の内なる神に耳を傾けるのだ。
その神はとても微(かす)かな声で語りかけてくる。
それはフィーリングと呼ばれている。
フィーリングは、もしあなたがそれに耳を傾ければ、あなたに真実を語り、覚醒へと向かう道を教えてくれるだろう。

 

024

あなただけがあなたを生きることができる

 

自分の内面に感じる真実を生きるのだ。
その真実があなたの栄光を示すようにその真実を生き、それを現実化しなさい。
あなたがそうしたとき、あなたは自分の観点から人生を評価し、それを生き、理解したことになる。
そして、あなたが人生をどのように見ようとも、それは常に正しいのだ。
自分自身の師になりなさい。
自分自身の救世主、自分自身のマスター、そして自分自身の神になるのだ。

 

025

知識つまり叡智を得る

 

知識つまり叡智を持っていれば、あなたいつも自由である。
いつでも完全に自由なのだ。
あなたが得たこれらの教えに思いを巡らし、実践し、体験すればするほど、あなたはさらに自由に、さらに喜びあふれるようになっていく。

 

026

恐れを取り除くもの

 

あなた方はみな支配されてきた存在であり、支配してきたのは恐れであった。
常にそうであった。
知識は恐れを取り除く。
その恐れがなくなれば、あなたはもはや他人の望みの奴隷になることもなく、完全に自分自身の自由の中に生きることができる。

 

027

あなたと私の違い

 

あなたと私の違いが解るか。
私は、自分が無限の神であることを知っているが、あなたは知らない。
たったそれだけだ。
私は、自分が在ることを知っているが、あなたはそれを実感していない。
あなたの社会は「それは違う」という。
しかし、彼らに何が解るというのだ。
愚か者は毎日、自分を埋葬しているだけではないか。

 

028

私は在る

 

私があなたの言葉を全て取り去り、わずかに残すとしたら、こうだ。
「私は知っている。私は絶対だ。私は完全だ。私は神である。私は在る。」
本当にこれだけの言葉しか無いのならば、あなたはこの物質の天界に縛られることは無い。

 

029

死後の生を信じない存在

 

存在たちの多くは、自分が死ぬとメシアが戻ってくるまでは、自分は死んだ状態のままでいると教えられた。
存在たちは、その教えを真実として受け容れたのだ。
彼らが、自分は生きていることに気付き、眠りから目覚めるまでに何千年も掛かるのかも知れない。
極めて残念な教えである。
そこには、見渡す限り、眠った状態で横たわる兄弟達の姿がある。

 

030

本当の神

 

人間の思い描く神々は、単に彼らが最も恐れ、敬っているものを人格化したものに過ぎない。
本当の神とは、絶え間なく続く本質の部分である。
それこそが人間に、自分の選んだ通りの幻を何でも創造することを許し、その幻を最後まで演じ切ることを許しているのだ。

 

031

時間の奴隷

 

時間は幻なのだ。
誰が時間を見たことがあるのだ。
ここに大きな矛盾がある。
あなたは目に見えないものは一切信じないのに、時間だけは崇拝し、自ら奴隷になっている。

 

032

風に尋ねよ

 

もしあなたが人に尋ねれば、あなたは死ぬ。
「私はどのように信じるべきでしょうか?
どんな格好をするべきでしょうか?
何を信ずるべきでしょうか?
どのように生きるべきでしょうか?」
人に尋ねれば、あなたは死ぬのだ。
それが真実だ。
風に尋ねるのだ。
そうすれば、風は教えてくれる。

 

033

私は責任をとった

 

私は、自分のしたことは何であれ、間違ったことなど決してなかった。
私は自分がしたことの責任をとったのだ。
しかし、存在よ。もし、あなたが人に尋ねれば、あなたは死ぬ。

 

034

R=C&E

 

あなたの意識(Consciousness)とエネルギー(Energy)が現実(Reality)を創っているのだ。

 

035

R=C&E

 

あなたの意識とエネルギーがあなたの現実を創っていることを理解しなければ、あなたは常に文句を言い続ける。
『でも』、『なぜ』、『私にはできない』、『難し過ぎる』、『失敗だ』、『不足だ』・・・・・・・
あなたは、ずっとそれらすべてを持ち続けるだろう。
そして、素晴らしいことに、あなたのその意識とエネルギーが障害物を創造しているのである。

 

036

あなたの真の意図とフォーカス

 

あなたは、あなたの真の意図とフォーカスの方向に気付いていない。
だから、自分の意思は現実化していないと思い込んでいる。

 

037

あなたの真の正体を受け入れるのだ

 

私は、私の人々に、彼らが夢見たことも考えたこともない、自分たちがなれるかもしれないと夢想だにしなかった可能性を教える。
私が彼らに真の正体を教えた瞬間、彼らはその思考を捉え、それについて深く考える。
そして、彼らがそれを従順に熟考し、受け入れれば、決して恐れたり心配したりする必要は無くなる。
何故なら、神の意志が、その夢を受け入れた結果として、それを起こすからである。
その夢は、彼らを新しい体験のパラダイム、新しい人生、希望をはるかに超えた人生へと導く。
それは、彼らが決して夢見たこともなかった人生なのだ。

 

038

量子力学の観察者

 

あなたは、あなたの意識とエネルギーで、あなたの現実を創造している。
つまり、あなたは量子力学の観察者なのだ。

 

039

あなただけが真実である

 

私の教えは真実ではない。信じてはいけない。
何故なら、真実とは、あなたの主観が表現する現実なのだから。

 

040

脳は受信器で創造者である

 

意識とエネルギーは、全ての細胞に生命を与える。
その中で、脳細胞はあなたの思考体を作り上げる。
脳が意識を作っているのでは無い。
脳は、意識とエネルギーから思考を創造するのだ。
つまり脳は、意識とエネルギーの巨大な受信器でありかつ、思考の創造者なのである。

 

041

あなたの思考

 

あなたの思考、つまり脳細胞が活動して作り出すあなたの考えは、意識とエネルギーを原動力としている。
意識とエネルギーは、脳が活動するための素材である。

 

042

言語の力

 

言語は創造的な力を含んでいる。
言語は、意識とエネルギーを含んでいる。
言語のこの創造的な力は誰にでも利用できる。

 

043

言うべき言葉

 

JZ.ナイトがラムサに自身の体を明け渡す方法
―――
私はリラックスして、ひな菊の花瓶にフォーカスし、『言うべき言葉』を唱えました。
すると、突然、私はトンネルの端で光を追いかけていて、風が傍でヒューヒューと吹いていました。
そこは、自分の本来の海だと感じました。

 

044

空(くう・ヴォイド・void)

 

太陽系、星々、星雲、テルスターの全てを含んでいる宇宙空間とは何か?
重要なのは、見えていて目を眩ませるものではない。
それをそこに居させている何もない『無』が重要なのだ。
無とは何か?それは即ち空(くう・ヴォイド・void)である。

 

045

四つの礎石

 

私の学校は四つの礎石の上に建っている。
空(くう・ヴォイド)、R=C&E、あなたは神である、未知を既知にする、この四つである。

 

046

未知を既知にする

 

あなたが未だかつて見ようとしたことも無い夢、生きたことも無い人生、これをあなたは生きなければならない。
これが、『未知を既知にする』ということだ。
それは自分自身の運命の世話をするということだ。
人生の新しいパラダイムの創造に乗り出すということだ。
これこそが真の創造である。

 

047

知るために創造する

 

何故、我々は創造という形で表現することを欲するのか、理解しているだろうか。
あなたが、現実の中で表現をしなかったら、あなたは現実が存在することをどうやって知るというのか?
あなたが現実の一部になるまで、自分が成し遂げた創造が現実として存在していることをどうやって知るというのか?

 

048

魂の集合的な感情からデザインされた家系

 

家というものは、魂の集合的な感情からデザインされている。
あなたは、あなたの家系の内面に目を向け、あなたの誇り、信条、役割に気付きなさい。

 

049

物質に埋没する愚者

 

― ラムサが剣で貫かれたナボー宮殿へ通された場面
そこには見たことも無いほど明るい色の服を着て、首飾りや青銅や宝石や石で着飾った美しい女たちがいた。
女たちは愚かにも物質の中に喜びを見出していた。
私は彼らを軽蔑した。
というのも、彼らは自らの身綺麗さの中で腐っていたからだ。

 

050

剣に貫かれた時

 

― ラムサがナボー宮殿で剣に貫かれながらも蘇った場面
マスターよ、もしあなたが自分の手を差し出し、自分の存在の傷ついているところを握り、しっかりと押さえれば、それは死ぬのをやめる。
それが私のしたことだ。

 

051

ラムサがナボー宮殿で剣に貫かれながらも蘇った場面 2

 

それは、私に話しかけてきた。
「立て」と言った。
「立ち上がれ」と言ったのだ。
マスターよ、私に立つように語りかけた存在とは、実は私だったのだ。
その神聖なる原因、生命、法則、理解、目的とは私だったのだ。
マスターよ、この理解は、来るべき次の世代の考え方を変えるだろう。

 

052

ラムサが兵士達に森で教える場面

 

お前達は破壊と死を知っている。
だからお前達は、死ぬのだ。
我々は暴君を殺すが、それは我々の存在の中にあるものなのだ。
この木が知っているのは、生きること、光に向かって伸びることだけだ。
この木はその理解において、破壊という思考も持たない。
だからこの木はとても知的なのだ。

 

053

ラムサが兵士達に森で教える場面 2

 

お前達は自分が死ぬということを知っている。
それがお前達が死んでしまう理由なのだ。
お前達がこの木のようにじっとして、自分の内面にあるものを思い巡らして、自分の荘厳さを完全に知るのならば、自分が死ぬなどとは決して考えなくなり、お前達は生き続ける。

 

054

真の神

 

人々の心の中にある神々とは、本当は彼らが恐れたり、最高のものとして敬っている人格であった。
だが、崇拝すべき真の神、未知なる神とは生命力なのだ。
決して尽きることのないあなたの生命なのだ。

 

055

私は全ての事から叡智を得た

 

私は自分の行った全ての事から叡智を得た。
だから、私は再びそれをする必要は無い。
存在よ、私が美徳ある神になったのは、行った全ての事から叡智を得たからなのだ。

 

056

覚醒をもたらすもの

 

存在よ、覚醒をもたらすものはこの叡智なのだ。
叡智だけが覚醒に導いてくれるのだ。
そして叡智は、存在が自ら獲得しなければならないのだ。

 

057

A School Beyond Your Expectations

 

When the student is ready to learn ......
...... the Master appears.
http://www.youtube.com/watch?v=xqUcrnCiEzM#GU5U2spHI_4

 

058

風になること

 

私が風になることに思い巡らせるために、理想にした人間など一人もいなかった。
一人もだ。
私が自分自身と取り換えたいと思う人間など一人も知らなかった。
風、これこそが自由というものだ。

 

059

風になる

 

存在よ、人生において私は風になることを望んだのだ。
何年も思い巡らし続けた。
本当にそれが私の理想となった。
それこそが、私の思考の全てが断固としてなると決めたものだった。
そして、私は風になった。
それが私のしたことだ。

 

060

風になって

 

私は大いなる源、太陽、生命、サフラン色の土、月、星々、甘いジャスミンの香りを讃えた。
その全てを讃えた。
そして、まぶたを閉じた時には、見よ、私は天空にあり、あの風になっていたのだ。

 

061

熱意と平安が私を風にしてくれた

 

それは、徐々に私の全細胞の中で、生命力そのものになり始めた。
私の魂が細胞の中のプログラムを変化させ、その周波数を上昇させたのは、その望みがそれほど強かったからだ。
だが、私が風になることを可能にしてくれたのは、平安だったのだ。
医者よ、あなたが何かになろうとして、一生懸命になったとしても、あなたは何にもなれない。
ただ一生懸命になるだけだ。
それはどんどん遠のいていく努力をしているのだ。
私はその理想の姿を決して見失わず、一瞬の風になれたあの瞬間のフィーリングを平安の内に決して忘れなかったのだ。

 

062

私は光り出した

 

脳下垂体と魂のギヤを上げ、体内の振動数と波動を変化させると、私はどんどん軽くなっていった。
私は光り出していたのだ。
その輝きや光は、肉体が振動する速さが上昇している証拠だった。

 

063

私は恐怖を駆逐した

 

マスターよ、私の思考はなんであれ、実現すべき思考と一体になった。
そして徐々に自己が薄くなっていった。
そして、存在よ、遂に恐怖を駆逐したのだ。
私は歓喜に包まれていた。

 

064

思考が実現する仕組み

 

人々は座って、あれになるとか、これになるとか考える。
そして、次の瞬間にはそうなっていなければ、すぐに投げ出して憂鬱になってしまう。
愚か者には忍耐力が無い。
というのも、思考が感情へと変化し、その感情が全ての肉体構造にまで運ばれなければ、それは実現しないからだ。
それがその仕組みだ。それが私のしたことだ。

 

065

アセンションを起こす

 

存在よ、あなたが私の教えを、何の疑いも無く受け入れるなら、魂の中に感情を創り出し、肉体構造の変化をもたらし、それが起こるようにするだろう。

 

066

私は愛する者

 

私は人間というものを全く信用しなかった。
私は人間を軽蔑していた。
だが、未知なる神、すなわち生命のことを学んだとき、自分自身を愛し始めた。
そして、他の者たちをも愛するようになった。

 

067

あなたの思考

 

私は風として旅をすることで、風、太陽、天国として存在する神とは、つまり思考であることを学んだ。
あなたの思考は、どんな思考であってもその実体は、あなたである神なのだ。

 

068

利己的な自我

 

私は、見たことも無い数々の王国や別の存在たちの元へも旅をした。
私は、あなたの未来に誕生する文明を訪れたこともある。
私は、私のあとに続くあなたの道程も見た。
それらの中で、あなたがこの物質の天界へ記憶を持たずにやって来るのは、あなたの肉体を維持しようとする利己的な自我につかまるからであることを理解した。
利己的な自我は、物質の天界の中で生きようとして、あなたの神性を消すのだ。

 

069

自己への問い

 

存在よ、私は私自身を理解するために平安になり、自分の周囲に答えを見つける時間を持った。
私は決して他の者に尋ねたりはしなかった。
私は自分だけ、ただ自分だけに問いかけた。
存在よ、もしあなたが人に尋ねれば、あなたは死ぬ。

 

070

アセンションは単純になされる

 

私がこの物質の天界ですべきことを全て完了させた日、私は私の人々の前で自分の体を天高く上昇させた。
あなたにそれが出来ないのは、あなたが死や老化に取りつかれていること、その機械(マシン)を探していること、神の複雑さに夢中になっているからだ。
私のアセンションは単純になされたものだ。
決して苦労してなされたものでは無い。

 

071

私は未知なる神になった

 

私はアセンションした後、思考の流動性の中に戻った。
人間たちの持つ思考を捨てたのだ。
そういったものを超えたのだ。
私はただ素晴らしさの中に入っていった。
それが私の人生となった。
そして平安が訪れ、私はついに未知なる神になった。

 

072

時間に従って生きるということ

 

さて、あなたが私ほどに忍耐強くなるのは大変な仕事である。
というのも、あなたは方は焦って暮らし、若くして死んでしまうのだから。
あなた方は、時間に追われて生きているために、本当の生き方を知らない。
何事も一定の時間内にしなければ、決して完成できないことになっている。
あなた方がそのように信じている限り、それが完成されることは無い。
あなた方は時間に従って生きているのであって、それがあなたが方のやり遂げることになっているのだ。
理解しているのか。

 

073

他人の選択肢の中で生きるということ

 

存在よ、もし私があの生で人の話を聞いていたなら、私は死んでいただろう。
ここにいる誰もが死んでしまうのは、自分がそうなることを知っているからだ。
つまり、ここにいる誰もが、他の誰かの選択肢の中で生きているということだ。
なんと愚かな。

 

074

肉体をデザインした者

 

あなたは、自分の父親の精子と母親の子宮からあなたの肉体をデザインした。
ただ、それだけのことだ。
あなたは与えられた粘土を使ってそれをデザインしたが、それはあなた自身では無い。
デザインされた粘土は、デザインした真のあなたでは有り得ないのだ。

 

075

光の体をまとった存在

 

あなたの居る天界を創った偉大なる神々は、あなたの天界の振動から出来ている訳では無い。
それは、光と呼ばれる振動から出来ている。
思考が光を体としてまとっているのだ。
実は、あなたの体は光なのだが、この物質の天界においては、それを見ることは出来ない。
何故なら、あなたの天界の振動は、光の振動数に遠く及ばないからだ。

 

076

自分自身を見つけるために

 

現実とは何か。
そもそも、人々は現実というものを理解しているのか。
あなたの内に宿る、体を超えた真のあなたは、これから自分自身を見つけるために、見えない世界へ旅をしていく。
あるがままのあなたを生きなさい。
自分が誰なのか、自分の思考を見つめなさい。
風と語り、月光の中で踊り、夜明けを愛しなさい。
これらの永遠の生命が、あなたに生命の全てを教えてくれるだろう。

 

077

謙虚になる

 

さて、存在よ、あなたとは、あなたの意識、すなわちあなたの知っている状態のことである。
だが、真のあなた、つまり神のことだが、これを知るためには、あなたは謙虚になり自己を見極めなければならない。

 

078

囚人を解放する

 

あなた方は自分自身を縛り付けている。
そう、あたかも囚人のように。
この部屋で囚人でない者は、たった一人(ラムサ)だけである。
自分自身を解放しなさい。かつて、私も自己を解放したのだ。

 

079

囚人を解放する 2

 

囚人を解放するとはどういうことか。
あなたが縛り付けられているあなたの過去を、理解し、抱きしめ、許し、愛し、正し、昇華させるということだ。

 

080

あなたが創っているもの

 

あなたの環境は、あなたが真実と認識している全てで創られている。
つまり、あなたは、真実の中に生きている。
ところが、実は、あなたは全くあなたの真実を知ってはいない。
つまり、あなたが自ら創りだした環境は、本当のところは真実では無いということだ。
私が何を言っているのか解かるか。

 

081

あなたは何を知っているというのか

 

あなたは、あなたの中の美徳を知っているのか。
あなたは、この物質の天界で何を創造するためにやって来たのかを知っているのか。
あなたは、今生で何を学ぶために生きているのか知っているのか。
そして、あなたは、自分が誰であるのかを知っているのか。
さあ、存在よ、答えて欲しい。
そう、それに答えるためにあなたは今、ここにいるのだ。

 

082

あなたの不幸

 

あなたは、これまでずっと全ての生の中で、あなたのあらゆる責任を他の存在に投げつけてきた。
ところが、全ての不幸の責任はあなたにあるのだ。
あなたは、それを大きな失敗と呼んでいる。
でもそれは、偉大な学びの機会なのだ。
あなたの中の神に近づくチャンスなのだ。
責任は他に帰すべきでは無い。
自分で引き受けるのだ。
誰もが自分の不幸に責任がある。

 

083

運命の創造者

 

あなたは、自分が誰であるかを知れば、あなたの全ての運命の創造者を知ることになる。
全ての不幸、全ての幸福はあなたが選択したものであることを知るのだ。

 

084

あなたの選択

 

あなたが謙虚になり、自分を見つめ、感じ、理由を理解し、自己と調和できたとき、あなたは、真実から鉄格子を取り去ることになる。
真実とは、幸福、美徳、ワンネス、平安、これらで呼ばれる天国で飛び回る鳥なのだ。

 

085

自分が誰であるか

 

あなたはこれまで、おびただしい数の転生を重ねてきた。
なぜ転生を重ねるのか解るだろうか。
自分が誰であるかを理解できないからだ。

 

086

自分が誰であるか 2

 

あなたはなぜ、自分が誰であるかを理解しようとしないのか。
それは、魂の中にある自己を顕現させたいという情熱の中においては、ほんの一瞬で要求できることである。

 

087

神とともに安らぐ

 

私は自分を理解するにつれて、自分自身を愛し、喜びを抱くようになり、自己になりきった。
それは、私を通して発見した未知なる神とともに安らいでいたからだ。

 

088

私は理解した

 

私とは、自分の運命を創造し、人々を偉大な理解へと導いたユニークで、力強く、素晴らしい表現であった。
私は私をそう理解したのだ。

 

089

私は理解した 2

 

私が自分を許し、行いの理由を理解したとき、私の問題は全て氷解した。
もはや私は、苦しむことも、痛みを感じることも、征服に駆り立てられることも無くなった。

 

090

あなたの目的

 

この目的のために、あなたは全ての生で、あらゆるものに成ってきた。
愛と理解を獲得するという崇高な目的である。

 

091

裁くための定規

 

人間は、善悪という裁くための定規を創造した。
このために恐怖や罪悪感が生み出され、人間は霊的に進歩できずにいる。
人間は、抑圧され、悲しみに埋没し、自己嫌悪に陥り、自己否定に向かってしまう。

 

092

神はあなたを裁かない

 

あなたが全ての生で行ってきた全てのことは何の問題も無い。
なぜなら、神はあなたを裁くことなど決して無いのだから。
神は裁くことを知らない。神は完全も知らなければ、制限も知らない。
神は、ただ在るだけ(isness・イズネス)なのだ。

 

093

神は愛そのもの

 

神は愛し続ける存在そのものであり、それが神の全てである。
そして、神とは、全ての人間に内在する力なのだ。

 

094

心を閉じたもの

 

私は私の人生で行ったことをあなた方に教え、現実化させた。
しかし、私にはひとつだけ出来ないことがある。
それは、心を閉じたものには教えられないということだ。

 

095

私は保証する

 

愛する存在たちよ、私は保証しよう。
あなたは神であると私が教えているのだから、そのように生きなさい。

 

096

水は神を迎える

 

私の美しい存在たちよ。
ようこそ。
教えを始める前に、先ずは乾杯しよう。
あなたにはそれが必要なのだ。
水は大いなる源、絶え間なく続く意識を象徴している。
つまり、我々すべての中に宿る神を迎え入れるに適した媒体なのだ。

 

097

ラムサの祝詞(のりと)

 

おお、私の愛する神よ、
私の偉大なる神よ、
全能なる存在よ、
天地の力に満ち溢れる存在よ、
あなたの力で私を満たし給え。
おお、私の神よ、
あなたの顕現させた王国で私を満たし
私を天の見えざるものを生み出す器にし給え。
地に見えしものを治めるために、
私が生きられるように、
一日の糧を顕現させ給え。
私の罪、私の疑い、私の悲しみを知り、
真実を悟るように。
おお、私の偉大なる神よ、
私が誘惑に負けないように、
あらゆる脅しから守り給え。
私を通して、神の神聖さを顕現させ給え。
私は宣言します。
そうなるように、生命に。

 

098

覚醒した存在

 

覚醒した存在は、その肉体よりも内なる神の豊かさが大きいもののことである。
つまり、覚醒した存在は、自分自身を肉体とは見ずに、全ての生命との一体(ワンネス)と見るのだ。

 

099

覚醒していない存在

 

覚醒していない存在は、自分自身を他の生命と分離し、異なったものと見なす者だ。
彼らは無知な存在たちである。

 

100

あなたは何故、学ぶのか

 

何故、あなたはここで私の教えを学んでいるのか?
あなたは自分の受容レベルを拡大させ、あなたの人生を変えることを望んでいるのか?
よろしい。よい答えだ。
わたしはそれが好きだ。

 

101

あなたが入っている肉体

 

私(ラムサ)が入っている肉体(JZ.ナイト)に驚いてはいけない。
あなたが入っている肉体に驚きなさい。

 

102

 

あなた方は、肉体的な特徴の傾向を表すものとして、「美」という言葉を使う。
しかし、それはもはや霊的なものでは無く、鈍重なものだ。
そんなものを、あなた方は崇拝している。
束の間のものであるがゆえに、あなたを小さくするものなのに。

 

103

今日を生きるということ

 

私は人間という化身になって、貧しく惨めになり、戦争を創り出し、暴君を駆逐し、傲慢になった。
そして謙虚になって考えて、人生を理解した。
自分が生きたこの日が、痕跡を残すように生きてこそ、生きること、人生そのものが褒美なのだと気付いた。

 

104

今生での覚醒

 

あなたは、たとえ死んだとしても覚醒することは無い。
霊的にはなるが、覚醒することは無い。
何故なら、死によって受け取るものは、あなたがこの生で受容してきたものだけだからだ。
だから、覚醒は生あるうちに成し遂げなければならない。
では、あなたがこの生の中で受容しているものとは何なのか。
あなたにとって大事なのは、常に、空腹、苦痛、女であること、男であること、これら本質的には肉体的なことでしか無い。

 

105

神は男と女を超えている

 

私が使う肉体は女だが、言葉は男のものである。
それはとても素晴らしいことである。
なぜなら神はどちらでもあり、どちらでもないからだ。
それは、あなたにも言える。

 

106

すべてが神

 

ひとつの神が存在する訳ではない。
すべてが神なのだ。

 

107

あなたは生きて来なかった

 

あなたが自分の人生のほとんどの日々を思い出せないのは、それらを生きていなかったからだ。
あなたはその人生の間、生きていなかったのだ。

 

108

神の社

 

私はあなたに崇拝されたくはない。
私はあなたに自分自身を崇拝して欲しいのだ。
これまで建てられた神の最も偉大な寺院とは、石や金や銀や宝石で作られたものではない。
あなたこそが、神が住居にする偉大な寺院なのだ。

 

109

あなたが受け容れているもの

 

あなたは自分が受け容れていないことを人生で現実化することは決して無い。
あなたは自分が受け容れているものだけを現実化する。

 

110

あなたが受け容れているもの 2

 

あなたが病気である理由、老いて行く理由、不幸せな理由・・・・
これらはあなたが受け容れているものである。
あなたがそれ以上のものを手にすることは無い。

 

111

あなたが受け容れているもの 3

 

あなたが受け容れているもの以上のものは、あなたの中の神の中に眠っている。
あなたが不幸せになるのは、あなたが、あなたの中の神にそうなるように話かけているからだ。

 

112

犠牲者

 

あなたが自分を犠牲者だと考えるのなら、つまり、苦痛や制限や不足を他の誰かの責任にするのならば、あなたは自分を犠牲者として現実化する。
だが、私は、それはあなたの責任だと宣告しよう。

 

113

犠牲者 2

 

犠牲者は、神は天国と呼ばれる不動産に住んでいて全ての運命の糸を操っている、と考える。
犠牲者にとって神とは、自分に都合のいい偶像のことである。

 

114

天国

 

だが、私は言おう。
天国と呼ばれる一片の不動産は、あなたの内面にあり、あなたが信じるものを現実化することを許してくれるのだ。

 

115

都合のいい存在

 

あなたは神を天国にいる都合のいい存在にしている。
あなたの不正行為、あなたの欠乏、愛の不足、思いやりの欠如、悪と呼ばれる思考、これらを罰してくれ、救われたい時には救ってくれる都合のいい存在。救世主。
あなたの力を自分で奪っていることなのに、ずっとそれをし続けてきた。
それが、宗教の神である。

 

116

あなたという神

 

あなたは、自分の罪を許し、欠乏を許し、病気を癒し、悪魔を駆逐し、そして自分自身を信じることが出来る。
何でも現実化することができる。
それがあなたという神である。
「自分自身を信じれば、すべてが可能である」という法則を起動することができる神である。

 

117

私は救世主では無い

 

私は救世主になるためにやって来たのでは無い。
そんなものにはなりたくも無い。
私が獲得した叡智をあなたに贈るためにやってきたのだ。

 

118

あなたが学ぶこと

 

あなたは私から、あなたの内面の神を讃えることを学ぶ。
それは、あなたの変性自我を克服する道である。

 

119

あなたの来生

 

あなたは、再びここには戻ってくる必要は無いだろう。
他の誰もが行くところには、もはや行く必要は無い。
他の銀河のとてつもなく聡明な存在たちの種族が、あなたの次の両親になるだろう。
―――――――
ラムサはこの銀河の輪廻のことを言っています。
この銀河の次の輪廻は神域に誕生します。
ラムサの教説は、神域に誕生する次の銀河へ転生するための教えなのです。

 

120

変性自我

 

変性自我が増長すれば、あなたの神は委縮する。
そして、疑いや不足や不信が心を占めるようになり、またも自分の外に、快適さや扶養者や救世主を探し始めるようになる。
もはや、自分の内なる神を見失ってしまったのだ。

 

121

あなたの学び

 

私はあなたに、あなたが受け容れることが出来ないことを教える。
あなたの学びは、それを受容することである。

 

122

自己認識

 

現実とは、あなたという生命の自己認識のことである。
あなたの現実が、あなたであるということである。

 

123

思考

 

意識とエネルギーは必然的に組み合わされているのであるが、それは生命の織物である。
思考とは、意識とエネルギーという大いなる源から生み出された生産物であり、精神のことである。
思考つまり精神とは、意識とエネルギーという織物から生み出された生命である

 

124

哲学

 

私はあなたに哲学を教えるが、それは真実ではない。
私の教えには、何一つとして真実であるものなど無い。
何故なら、真実とは、あなたが体験し現実化したもののことだからだ。
あなたが体験し現実化したもの以外のものは真実では無い。

 

125

あなたの真実

 

私が教える哲学を恐れずに学び、そして受け容れなさい。
そして、あなたがその哲学を応用するや否や、驚くべき現実が現れるだろう。
その時、哲学はあなたの真実となるのだ。

 

126

光としての神

 

光は人類の意識のアーキタイプ(原型)である。
闇を照らす光が、視覚を通して認識をもたらす様に、人類の無知を払拭する叡智として光はイメージされる。
しかし本当は、叡智である意識は、実際の光では無い。
あなた方には光そのものとしか見えないので、神を光として表象している。

 

127

働く住人

 

意識とエネルギーは絶えずあなたの脳を通過している。
なのにあなたは、それを捉えることが出来ずにいる。
あなたの脳は記録を蓄えることばかりに夢中になり、意識とエネルギーをあなたの真実に昇華することが無かったからだ。
あなたの脳の中の住人は眠っているのだ。
意識とエネルギーをあなたの真実に昇華するとはどういうことだろう。
自身で体験する、発見する、気付く、ということである。
これが、脳の中の住人が働いている、ということである。

 

128

現実に干渉する

 

あなたが意識とエネルギーを使って思考を生み出すならば、現在に生きることができる。
あなたは現実に干渉することができるのだ。

129

眠っている住人

 

脳が「生きている」と判定されるためには、脳のニューロンの発火が脳波として捕えられなければならない。
あなた方の科学は、脳の中での電気的な発火をもって、住人の有無(うむ)を判定することを学んだ。
だが、住人が居るのに、つまり生きているのに何故、人々は覚醒していないのか。
彼らは意識とエネルギーを使って思考を生み出していなからだ。

130

奇跡

 

頭で学んだことを真実であると信じている者は、奇跡を生み出すことができない。
奇跡は、頭で学んではいないことから生み出される。
あなたが真実として知らなかったことを、あなたが信じればそれは起こる。
それが奇跡である。

 

131

ちっぽけな真実

 

あなたは既にやり方を知っていることだけを、やり続けている。
それがあなたの真実の全てだからだ。
何とちっぽけな真実であることよ。
愚かものめ、恥を知れ!

 

132

精神の偉大さ

 

あなたの精神はどれくらい偉大だろうか?
それは、あなたが自ら掴(つか)み取った真実の偉大さと同じであるのだが、あなたはそれを誇れるだろうか?

 

133

神の慟哭

 

あなたには、あなたの内なる神の慟哭(どうこく)が聞こえるだろうか?
「止めてくれ。また今日も、いつもの繰り返しなのか?」
「新しい冒険は出来ないのか?」
「自分で考えることは出来ないのか?」
「静かにして私の声を聞いてくれ。」
あなたの神は泣いている。

 

134

あなたはここにやって来た

 

哲学という知識では無く、真実というあなたの体験を得るために、あなたはここにやって来た。

 

135

意地悪

 

あなたの猿のような偏狭な精神が、他人を意地悪く攻撃する時、あなたの内なる神は大きく後退して委縮している。
その行為は、あなた自身を神から遥かに遠ざけている。

 

136

意地悪 2

 

あなたが他人を意地悪くも攻撃する時、あなたの内なる神はこう言っている。
「意地悪で返してはダメだ!愛で返せ!愛で返すのだ!」
ここがあなたの分岐点である。

 

137

あなたが病気になる理由

 

あなたは、あなたが病気になる理由を考えたことがあるのか?
内なる神が、あなたに何を気付いて欲しくて、成長させたくて、病気を呼んでいるのか考えたことがあるのか?

 

138

死に向かう人々

 

何故、あなたは死に向かうのだろうか?
それは、あなたが、他人の創造した思考に従うことで自らの力を放棄しているからだ。
あなたの神は、物質としてのあなたに愛想を尽かして遂にあなたを捨ててしまう。

 

139

内なる神の目的

 

人は成長するためにここにいる。
ありふれたことを続けるためではなく、あなたの現実を創造するためにここにいる。
知識、哲学を通してあなたの新しい真実を体験するためにここにいる。
生を恐れるためではなく、歓びの裡(うち)に生きるためにここにいる。
無知を克服するためにここにいる。
これら、未知を既知にすることが、あなたの内なる神があなたに宿る目的なのだ。

 

140

覚醒者

 

無知を克服し、変性自我から脱皮し、肉体を超えた覚醒者は決して年をとらなくなる。
彼らはダイナミックなエネルギーを得る。
彼らは創造する。
さらに、彼らの受容する力はとてつもないものとなる。
既に叡智を得たので、恐れを克服したのだ。

 

141

善人

 

私はあなたに、社会が強いてくる善人などというものになって欲しい言っている のではない。
そんなものになる必要はない。
そんなものの振りもして欲しくもない。

 

142

振りをしてもらいたいのではない

 

あなたが覚醒するという意味を、ポジティブな態度を持つことだと考えて、そう振舞ったとしよう。
でもそれは、本当はネガティブな態度を持っているのに、単に一生懸命にポジティブであろうと努力しているという意味に過ぎない。
それは、ポジティブな可能性という化粧をしているに過ぎない。
私はあなたに覚醒して欲しいのだ。
振りをしてもらいたいのではない。

 

143

無、空、ヴォイド、void

 

広大な無。 ものが無いこと。 空っぽ。
それは潜在的な可能性の海である。
潜在的に全てを内包している海である。
そこからあなたを取り巻く全てが生まれた。
あなたが顕現させたのだ。

 

144

父母原理

 

空(くう)は常に在り続ける。
それは父母原理、または、全ての生命が生み出される大いなる源と呼ばれる。

 

145

父母原理 2

 

意識とエネルギーもまた、空(くう)、父母原理、大いなる源から生み出される。

 

146

ビリヤードのボール

 

ビリヤードのテーブルを見てみよう。
そこにはボールがちゃんとある。
だが、あなたが背中を向けるとそれはぼやける。
またあなたがそれを見た瞬間、それらはまた平常に戻る。
それは、そういうものなのだ。

 

147

科学はこの事実を捕まえた

 

あなたが夜、ベッドに入った時、地球がまだあるとどうやって解るのか?
あなたは眠ってから、ベッドにいるとどうやって知るのか?
それらはぼやけて消えていくのだ。
科学はこの事実を捕まえた。
これは大きな飛躍である。
科学者は「あなたが人生を創造している」と言わなければならない。
だが、科学者は火あぶりにされたり、鉄砲隊の前に引き出されるのが嫌なので黙っている。
これが、ことの真相である。

 

148

見せる天界、表現する天界

 

この物質の天界は、見せる天界、表現する天界とも呼ばれる。
何を見せ、表現するのか?
あなたという神だ。

 

149

内なる神の進化

 

あなたは、未体験の意識とエネルギーから、とてつもなく壮大で革新的な思考体である生命を創り出すことができる。
その時、内なる神はあなたの中で進化を遂げる。

 

150

忘れん坊の神々

 

あなた方を表すのに特に適した言葉が有る。
「忘れん坊の神々」だ。

 

151

隣人に教えてあげなさい

 

あなたが学んだことを、あなたの隣人に、あなたの言葉で教えてあげなさい。
そうすることであなたは、やがて獲得するあなたの真実に向かって、さらに一歩前進することができる。

 

152

永遠の今

 

始源のゼロポイントからあなたの天界までを貫く時間は「今」だけである。
この貫く時間「今」は、七つの天界の全てを貫いている。
「今」という時間だけが、七つの天界の全てに同時に存在する。
それは「永遠の今」と呼ばれる。
過去とか未来という時間の流れは幻想である。

 

153

他の次元の生命体

 

あなたが今座っているところに、他の次元に生きる生命体たちがいる。
あなたの振動と他の次元の生命体の振動が異なっているために見えないだけだ。

 

154

地球の磁気周波数

 

地球の現実として一次磁気周波数が8ヘルツであるなら、そしてあなた方がそれに共鳴して生きるなら、あなた方も8ヘルツで振動する。

 

155

ものがたりの始まり

 

森羅万象あらゆるものを可能性として潜在させている空(くう)は、自分自身を思考した。
空(くう)は自身の投影を創造したのである。
これは革命であった。ものがたりの始まりである。

 

156

空(くう)のただひとつの願い

 

空(くう)は自身の投影であるあなたに語りかけた。
「あなたを祝福します。
あなたはあなた自身を使って、やってみたいことを何でも創り出してください。
あなたはいつも私と一緒にいます。
だから、さあ、行ってあなたの喜ぶものを何でも創り出しなさい。」
この偉大な親は、何一つとしてあなたに制限をしなかった。
ただひとつ、成長し、拡大して欲しいという願いがあるだけだった。

 

157

創造の旅

 

空(くう)の分身であるあなたは、創造の旅に出た。
初源であるゼロポイントの中の旅である。
しかし、あなたは何処にも行くことができない。
時間と空間を持たなかったからである。

 

158

最初の現実

 

何処にも行くことができないあなたは、親の言いつけを守ろうと空(くう)がそうした様に、自身の内面に自分の反射意識を創造した。
あなたの意識と、あなたの反射意識の間に生まれた現実が、最初の時間と空間である。
それは極めて速く振動する現実である。

 

159

次の現実

 

あなたは親の言いつけを守る本当によい子である。
更なる創造を望んだのである。
そこであなたは別の位置に自分の反射意識を創造した。
それはゼロポイントと最初に置いた位置との距離よりも少しだけ遠いところだった。
こうして、最初の現実よりも少しだけ遅く振動する時間と空間が生まれた。
二つ目の天界である。

 

160

降下の旅

 

あなた方がゼロポイントから少しずつ離れながら創り出して来た反射意識のこの旅は、「降下の旅」と言われる。

 

161

七つ目の天界

 

あなたは、更に更に....冒険のためのステージ創りを繰り返していった。
次、次....と創造していった反射意識の位置は、だんだんとゼロポイントから遠ざかっていった。
そしてあなたは遂に、今いる位置に反射意識を創造した。
それはゼロポイントから遥かに隔たった七つ目の位置である。
それは物質の天界、極めて遅く振動する時間と空間の中にあるあなたのユニークなステージである。

 

162

共同体のメンバー

 

あなたは、神と呼ばれる進化し続けるシステムの共同体のメンバーである。
この共同体には全ての生命が参加している。

 

163

かつてのテラ

 

かつてテラ(地球)は二つの月を持ち、水に覆われていた。

 

164

二極化による想像のゲーム

 

遥かなる降下の旅の終点で、神の反射意識であるあなたは二極化による想像のゲームを始めた。
始源のゼロポイントから意識をそらし、振り子のように振れ出したのである。
右:左、マクロ:ミクロ、過去:未来、善:悪、硬:軟、美:醜、自己:他者・・・・・
あなたが認めた意識は現実として固まり、あなたはこの体験の中に入って行った。

 

165

神々がまとう体

 

七つのそれぞれの天界に住む神々は、その天界のエネルギーと時間で構成される体に身を包んでいる。
あなたが異なる天界の神々を見ることが出来ないのは、あなたのエネルギーのフォーカスの置き場所が違うからである。

 

166

七つの天界のエネルギーと時間

 

降下の旅で創られた天界には、その上位の天界のエネルギーが螺旋(らせん)状に渦を巻きながら、より長い波長となり遅い時間率となって降りてくる。
七つの天界のエネルギーと時間は、こうして独自のものとなり、それぞれの天界を満たしている。

 

167

未知を既知にせよ

 

空(くう)があなたに与えた使命はただひとつであった。
「未知を既知にせよ」だ。
空(くう)は
「私を使って、あなたの望むどんなものでも創りなさい。創造者になりなさい。
私はあなたの望むどんなものでも与えます。
善悪など存在しない。進化だけが存在する。創造だけが存在する。」
と言ったのだ。
あなたの親は「あなたの望むどんなものでも与える」と言ったのだ。
だから、進化しなさい。創造しなさい。

 

168

あなたは困難を克服してきた

 

あなたに進化をもたらしたものは逆境である。
問題に直面し、決断して、その困難を克服してきたから進化したのだ。
あなたは過去に信じられないほどの困難を克服してきた。
だから、今あなたはここにいるのだ。

 

169

DNAの螺旋構造

 

「こうありたい」というあなたの感情があなたのDNAに印を刻む。
DNAの螺旋(らせん)構造を変化させているのはあなたの感情である。
それは、あなたの遥かなる降下の旅の仕組みそのものである。
感情によってDNAに刻まれたあなたの願いは、世代を渡って必ず現実のものとなる。

 

170

あなたはまだ、とどまりたいのか

 

あなたは存在すると知っているものしか見ることはできない。
これが、あなたがこの降下の旅にとどまり続けたり、愚かにも更なる降下の旅を試みようとする理由である。

 

171

惑星の内側

 

他のさまざまな惑星に住むあなた方の兄弟、姉妹たちのほとんどは惑星の内側に住んでいる。
起動を回る天体の内側は空洞になっているのだ。

 

172

潜在能力

 

あなたは、潜在能力を最大限まで使って生きることを学ぶためにこの生を得たのである。

 

173

天才とは

 

天才とは、自分の精神の境界線(想像の限界)を拡大し、埋もれていた能力を発掘した者のことだ。

 

174

未起動の能力

 

あなた方はその巨大な大脳皮質の十分の一しか使っていない。
あなた方の中には未だに起動したことがない能力が潜んでいるのだ。

 

175

神々の子孫

 

45万5千年前、はるかに進化した神々と呼ばれる存在たちが原初のあなた方と交配し、あなた方に巨大な脳 (受信機)をもたらした。
しかし、あなた方の脳の進化は4万年前から止まったままである。
あなた方は神々に由来する大脳を未だに使いこなしていない。
十分の一しか使っていないのだ。

 

176

キリストとは誰か

 

あなた方はずっと立ち往生している。
ほんの少数の者だけが、物質の天界から3つ上の天界までは帰り着く。
さて、キリストとは誰のことだろうか?
立ち往生のタイムラインを終わらせて、あなたの本当の家である初源の天界へ帰る者のことである。
このキリストの旅路を「覚醒の旅」という。
あなたの隣人に教えてあげなさい。

 

177

学校での学び

 

4万年もの間、あなたは学校という所で社会や文化を学んできた。
しかしそこでは、
「夢見る想像力を神に整合させ、時間を崩壊させて夢のエネルギーを神に戻すと、あなたの元には体験としての現実がもたらされる。」
ということは教えてくれなかった。
あなたの学校での学びが、4万年間のあなたの停滞をもたらしたのだ。

 

178

4万年間の停滞

 

あなたが神と整合し、夢見る想像力を使ってエネルギーを凝集させると、体験としての現実が現れる。
あなたは自分の中に持つこの力を、4万年もの間、あなたの外に置いてきた。

 

179

あなたの未来

 

あなたの未来はあなたの過去の延長にある、あなたはそう考えている。
だからあなたの未来はどこまで行っても、ここに留まり続ける。
いつまで創造の冒険から逃げ続けるつもりなのか。

 

180

創造の放棄

 

あなたは動く写真を見て涙し、自分の口は動かさず歌ってもらい、誰かの詩に卒倒し、誰かの芸術作品に驚嘆し、何処かの天才が発明してくれた機械のスイッチを 押す。
やれやれ、あなたが退屈するのは当たり前だ。
自分自身の能力を信じないで、あらゆることを人にやってもらっている。
あなたが4万年間おこなってきたことはこんな事でしかない。

 

181

ランナーを送ろう

 

私はあなたの未知の現実化、真実の成就のためにランナーを送ろう。
そうだ、多くのランナーを送ろう。
ランナーとは、郵便を届けてくれる者、電話を鳴らす者、囁(ささや)きかけてくる者、そして私が授けた哲学をあなたの真実として成就させてくれる きっかけをもたらす者たちのことだ。

 

182

サバイバル

 

肉体はただ生き残ること―食べて寝て排泄して交配すること―しか知らない。
それはサバイバル(エゴ)と呼ばれる。
あなたの意識のフォーカスを、物質に釘付けにしているものの正体である。
どんなに高い教育を受けた者であっても、決してサバイバル(エゴ)を超克できずにいる。
しかし、肉体を超えた創造という自由な空間に入って行かないのなら、魔法のようなことは起こりようもないのだ。

 

183

肉体のニーズ

 

あなたが転生を繰り返しながら同じタイムラインに留まり続けるのは何故だろう?
あなたは自分の意識のフォーカスを肉体のニーズ(サバイバル、エゴ)に明け渡してしまったからだ。

 

184

観察者効果

 

場に影響を与えているものは観察者と呼ばれる思考である。
それはあなたの思考のことである。
あなたが「隠れているもの」にフォーカスを置けばそれは顕現する。
前頭葉に置いたものは何でも―ガラクタでも神聖なものでも―現れる。
観察者がエネルギー波を崩壊させると粒子になって現れる、ただそういうものなのだ。

 

185

歓び

 

あなたの内なる神があなたの思考の中で目覚めれば、それはあなたを解放する。
歓びとは、肉体的なことでは無い。
肉体の奴隷にならずに、主(ロード)となった時こそが歓びなのだ。

 

186

知っている状態

 

あなたがある朝、目覚めた時、その瞬間はやってくる。
あなたがフォーカスした思考が人生を創造している、と知った瞬間―それを本当に知った時―あなたは突然、無知から切り離されて自由の霞(かすみ)の中へと上昇していく。
それは「知っている状態」と呼ばれる。

 

187

わずかな人々に偉業をもたらした能力

 

わずかな人々に偉業をもたらした能力とは、練り上げた思考から創造性あふれるブロックを造り、知識で統合して積み上げていく能力のことである。
そしてその完成像を持ち続ける能力である。
あなたが一定の時間、その想像力を持ち続け、それを自分で受け入れるレベルにあるならば、その思考はこの場に影響を与える。
過去のものは分解し、液化して溶け出す。
そして、あなたの想像物は凝固をはじめ、顕現していくのである。

 

188

想像する能力

 

あなたは4万年もの間、進歩せずに停滞したままだった。
しかし、わずかな人々のおかげであなたは文明を享受している。
このわずかな人々は想像する能力に秀でていたのである。

 

189

あなたの受容レベル

 

あなたは人生が怖いだろうか?
人生から逃げ出したいだろうか?
しかし人生は天の恵みである。
そしてあなたはまた生まれてくる。
どんな親の元へ?
今のあなたの受容レベルに相応(ふさわ)しい親のところだ。

 

190

あなたは強いだろうか

 

あなたが物質的な自己のためだけに生きるなら、それほどに弱い存在であるならば、

私は魔法の秘密―現実として固めるための意識のフォーカスの力―の開発の方法を教えることはできない。

 

191

魔法の力

 

魔法のような現実は、肉体の遺伝的な自動操縦に従う生き方をする人々には決して起こらない。
何故なら、魔法―隠れたものを表に出させる力―は、肉体ではなく我々の中の観察者―内なる神―が持っているからである。

 

192

遺伝的な自動操縦

 

あなたはこれまでずっと、肉体に自分の人生を決めさせてきた。
肉体の遺伝的な自動操縦に従ってきた。
数限りない人生で、肉体にそれを許してきたのだ。

 

193

過去に繋ぎ止めるエネルギー

 

あなたを古いタイムラインに留まらせているものは何か?
被害者意識、罪悪感、否定、恐れ、変化への恐怖だ。
あなたはこれを消し去らなければならない。
過去に繋(つな)ぎ止めているこれらのエネルギーを解放しなければならない。

 

194

制限のない新しいタイムライン

 

これまでのあなたの人生はどれほど制限されていたのだろう?
そして、これまでのタイムラインを超えたところには何があるのだろう?
もっとたくさんの生きるべき何か、もっとたくさんの存在のあり方、もっとたくさんの知るべき何か―多くの未知―が有るのである。

 

195

新しい潮流(タイムライン)

 

あなたの人生は壊れ始める。
タイムラインの破壊が始まる。
新しい潮流が押し寄せてくる。
あなたは「これは私が見たものではない。」というのだろうか?
それは、あなたが脳の中で見た思考体なのだ。

 

196

起動される観察者の法則

 

脳はあなたが思い描くホログラムの発火によって思考体を構築する。
それはあなたの現実という場に干渉をはじめる。
ある一定の時間、その思考を抱き続ければ、観察者の法則が起動されるのだ。
それは間違いなく起こることである。
あなたが完全に受容する状態で思考体を抱いた瞬間、その瞬間こそあなたが自分のタイムラインを変える瞬間だ。

 

197

引鉄(ひきがね)を引く言葉

 

あなたの精神が過去の制限された考え方からシフトし、無限の思考を加速することができることを知った瞬間に、あなたの人生は変わる。
その引鉄(ひきがね)を引く言葉がこれだ。
「今や私はその力が私の内面にあったことを知っている。
私が思うどんなものでも創造する。
私の現実は私が虜(とりこ)になっている思考の反映である。」

 

198

これは叡智である

 

あなたは、与えるという行為の中で神になる。
あなたが慈悲深いなら、あなたである神が慈悲深いのだ。
あなたが許すなら、あなたである神が許すのだ。
あなたが自分を許したときのみ、他の人々を許すことができる。
これは叡智である。
この叡智を獲得しなさい。

 

199

禁止してはならない

 

美徳とは禁止では無い。
美徳とは人生でやりたいことを実行することだ。
彼らが間違うことを許しなさい。
彼らの過ちを探してはいけない。
彼らを支配したり、閉じ込めたり、禁止してはならない。
誠実さとは、「私は自分の最も大切なものをあなたに与える」ということだ。
それは禁止することではない。

 

200

あなたが愛しなさい

 

人々にあなたを愛することを期待すること、強いること、それは自分を愛することでは無い。
それは与えることでは無い。奪うことなのだ。
他の人々にはそれは出来ないのだ。
あなたがあなた自身を愛することを期待しなさい。
自分を愛するとは、他の人々に自由、平安を与えることだ。
あなたが他の人々に自由、平安を与えるなら、他の人々はあなたに自由、平安を与える。
彼らに自由、平安を与えなさい。

 

 

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